ヘアカラーで失敗しないために♪Vol.2

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こんにちは★
前向きな一本ハサミの美容師さとしです!
今回は先日の続きです♪
前記事はこちらをごらんください↓↓↓
さてさて、
前回はヘアカラーの仕組みを二つに分けて
「脱色」
についてメインにお話しました。
今回は
「着色」
についてお話いたします♪
脱色を終えて地毛の明るさを整えたのちに、
ヘアカラーのメインとなる
着色の作業に入ります!
赤味が好き・・・
オレンジが好き・・・
クール系がいいな・・・
柔らかい色にしたい・・・
パンチが欲しい・・・
皆様それぞれのお好みがありますね♪
そして、それに合わせてお好きな色味をチョイスして
着色していきます。
もちろん表現したい色味に応じて脱色の作業も行われています。
この着色ですが。
大前提として・・・
「ほぼ、必ず退色します!」
ヘアカラーはお洋服と同じで、
その時の気分や季節、お好みで様々な色に着せ替えできるように
ほぼ全ての薬剤が退色するように設定されて作られています。
日本人は毎日シャンプーする方が多いので、
持っても一ヶ月が良いところです。
さてさて、
となると好きな色を入れた後
一ヶ月後にはどうなっているかと言いますと。。。
前回お話した
「脱色」
を済ませた明るさの調整だけがされた状態に戻るのです!!
今回はあえて別々に説明致しましたので、
なんとなくイメージがしやすいと思いますが
通常髪を染める時には、
この二つの作業を一回のお薬で全て行ってしまうので、
まず第一に、
「脱色された地毛の明るさがわかりにく」
っと言った問題が起こります!
実はこれがヘアカラーの失敗に一番関わってきます。
カラーをすると時間が経って黄ばんできちゃう・・・
どんどん明るくなって気になるから染めるけど、
さらに明るくなってきちゃう・・・
などなど、これらは全て同じ原因です!
「脱色パワーの設定ミス」
な訳です。
一度で脱色も着色も行われるカラー剤は、
途中経過の地毛の明るさの変化が見えにくく、
着色した色が落ち自分の髪の色が現れた時に初めて
脱色具合が確認ができます。
そして、この時に想定外の明るさであった場合
失敗に気づくのです。
実はこれ、
美容師さんもあまり深く考えていない事が多く。
ヘアカラーの見本を持ってきて
「今日は何色にしますか!?あ、これくらいの色ですね!かしこまりました!」
と、そのままアドバイスなしに指定の薬剤・色味で施術してしまう事が多いのです。
仕上がりはもちろん希望に近い色になりますが、
時間が経ってくると、予想外の変化が起こり
あららら・・・っとなるのです。
これまでのお話をまとめると、
ヘアカラーで失敗しないためには

ベーストーン(地毛の色)
着色は
分けて考える

以上が大切になります!
退色は必ず起きますし、
一ヶ月ごとに毎回全体のカラーを行うのは
なかなか難しいと思います。
なので、退色後に戻る地毛の明るさの設定をしっかりと意識して、
それを基準に着色の発色具合と好みの色味を決めて行くと失敗が少なくて済みます♪
綺麗なアッシュが好きな人や、
白っぽい柔らかいカラーを希望する場合は、
今後とっても明るくなった地毛と長く付き合って行く事を
ちゃんとイメージしてから行うことが大切です♪♪
着色とは違い、
いちど脱色した髪は絶対に
自然に暗くなる事はありません!
この事も同時に考えてあげるとさらにカラー上級者になれるはずです♪
ではでは、
一度ベーストーンをとっても明るくした髪を
どうしても少し大人しい明るさに戻したいんです・・・
そんな場合はどうしたらいいのでしょう!?
次回、カラーのお悩み相談編として、
この辺りのお話をしていきたいと思います♪♪
文章ばかりになりましたが、
ご一読ありがとうございました( ´ ▽ ` )ノ




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